三好市（みよしし）は、徳島県の市。2006年（平成18年）3月1日、三好郡の三野町（みのちょう）、池田町（いけだちょう）、山城町（やましろちょう）、井川町（いかわちょう）、東祖谷山村（ひがしいややまそん）、西祖谷山村（にしいややまそん）が合併（新設合併）、市制施行して誕生した。三野町は飛び地となっている。 徳島県の最西端に位置し、香川県、愛媛県、高知県と接する山間過疎地域。 剣山（つるぎさん）、吉野川など、西日本や四国を代表する山河が揃い、豊かな自然に恵まれている。 しかし、南部と北部山地は土砂崩れや落石が多く、荒天時には注意したい。年平均気温の平年値は、池田町で新潟市や群馬県前橋市と同等、東祖谷京上で仙台市や秋田市と同等である。年降水量は瀬戸内海に近い北部では1500mm以下の地域が多く、四国山地にあたる南部では2000mmを越える。 冬季には、積雪や路面凍結が見られ、一部の道路が冬季通行止めになる。県面積の1/6を占める県内最大面積の市町村だが、可住地面積はそのうち僅か13%である。三野町は三好郡東みよし町をはさんだ飛び地である。 愛知県西加茂郡三好町が「三好市」として市政移行することに関し三好市に打診したところ[1]、先行して三好市となった同市は、2007年（平成19年）から2008年（平成20年）度にかけ、反対の意思表明を行った。結果、愛知県三好町はみよし市として市制施行することとなった。