北見市の皆様、介護福祉士講座の5つの特長です
北見はこんな町です
北見市(きたみし)は、北海道オホーツク総合振興局管内にある市。網走管内の中核都市。オホーツク総合振興局管内で最大の人口を抱え、2006年(平成18年)には合併で道内8位の人口となったが、面積が広大なため人口密度は低い。 市名の由来は、松浦武四郎が命名した国名「北見国」から。「北見」の由来は、過去のこの地域の通称「北海岸」と快晴の日に樺太が「見」える事から、一字ずつとったもの。 町・村時代の「野付牛」の由来は、アイヌ語の「ヌップケシ」(野の端)または「ヌプンケシ」(野の果て)がなまったものとされている。 2006年(平成18年)3月5日、旧・北見市と常呂郡留辺蘂町・端野町・常呂町が合併し、新・北見市はオホーツク海に面することとなった。市町村としての面積は、ロシアが実効支配している択捉島の留別村に次いで、北海道の中では第2位であり、全国の市の中でも岐阜県高山市、静岡県浜松市、栃木県日光市に次いで第4位である。市の西端である石北峠から東端のオホーツク海までの道路延長は大手町?芦ノ湖を結ぶ箱根駅伝のコースにほぼ等しい110kmに達し、自治体の「長さ」では日本最長である。この広大な市域をカバーするため、旧市町にはそれぞれ自治区が置かれ、四人の副市長(自治区長)が配置される。 キタキツネが多数生息し、住宅街に出没することもある。留辺蘂自治区内には「北きつね牧場」が複数ある。 網走支庁オホーツク海沿岸地域から北見盆地にかけて位置する。北見盆地は、中央部を南西から北東に流れる本流である常呂川と、支流の訓子府川・無加川・仁頃川によって形成された。 西には大雪山、東には網走、知床半島、北にはサロマ湖、南には阿寒国立公園をのぞむ。 海岸部に位置する旧・常呂町の地域は、夏は22度、冬は-10度程度と、季節ごとの温度差は比較的少ない。しかし近年の気象変化によりフェーン現象が多発。冬季は流氷が接岸する。 それ以外の地域は盆地にあるため気候は寒暖差が激しく、夏は約35度、冬は約-20度以下に達する。1月の平均気温は-8.8℃、平均最低気温は-14.5℃に達し、日本の主要都市部では最も冷え込みが厳しい。しかし、近年の暖冬化により、-20℃以下に冷え込む日数は減少している。積雪量は北海道内としては少なく、年間降水量も北海道の都市部では最も少ない。全国でも有数の日照率の高さを誇り、太陽エネルギーを利用した科学研究が盛んである。 市役所を北見駅横にある商業ビル(2007年(平成19年)10月末で閉店したきたみ東急百貨店の跡)に移転する計画が進められていたが、2008年(平成20年)11月7日の市議会で市庁舎移転に関する条例の改正案が否決された。神田市長は移転について市民の信を問うとして同日辞職願いを提出した。 オホーツク地方最大の人口とあってオホーツク経済・産業の中心地としての役割を果たしている。北見市内には大学が2校(北見工業大学・日本赤十字北海道看護大学)あり、学生がもたらす購買力・不動産収入などの地元への経済効果も非常に大きい。郊外には「北見メッセ」や「ヤマダ電機」「ユニクロ」「100満ボルト」「ポスフール」など多くの大型店舗が立ち並んでいる。商圏も網走管内全域と非常に広い。一方で、オホーツク地域唯一の百貨店だった北見駅前のきたみ東急百貨店の閉店は深刻な影響をもたらしている。市中心街はシャッター商店街と化しつつあるため、今後地元経済への影響も予想される。 農業、林業、観光業、製糖業が主産業で、特に畑作農業が盛ん。タマネギの生産量は全国一で国内生産量の約25%を占める。大正から昭和初期にかけて北見地方はハッカの生産で世界の7割を占めていたこともあり、ハッカ記念館がある。現在ハッカは化学的に合成する手法が主流となり栽培面積は激減したが、現在でも一部で栽培されている。またしばしば自生している姿も見られる。 オホーツク海に面する常呂自治区(海岸部)には常呂漁業協同組合があり、全国でも有数の漁獲高を誇るホタテが獲れ、サケ・マス・毛ガニも獲れる。サロマ湖ではカキ・ホタテの養殖が盛んである。