那須烏山市の皆様、介護福祉士講座の5つの特長です
那須烏山はこんな町です
那須烏山市(なすからすやまし)は、日本の市の一つ。栃木県の東部にある。人口は約3万人で県東部地域の政治、経済、行政の拠点都市。那珂川県立自然公園に位置し、那珂川や荒川の清流、八溝山系に属する緑豊かな里山が織り成す景観に恵まれている。国の重要無形民俗文化財に指定されている「山あげ祭」や龍門の滝、温泉など歴史文化・観光資源が豊富な地域である。 2005年(平成17年)10月1日に那須郡烏山町と同郡南那須町の新設合併により発足した。 県庁所在地である宇都宮市より北東へ約32km、JRの列車で約1時間の距離である。塩那丘陵の南端に位置し、八溝山地丘陵地を東にのぞみ、市の中央を清流那珂川が流れる。 応永年間、沢村五郎資重が、稲積城(那珂川の東側にあった)から城を移築する際、当初、那珂川の東側の山へ築城しようと用意をしていた。そのとき一羽の烏が飛来し、金の弊束(へいそく)を咥え、那珂川の西側の一番高い山の頂上にその弊束を落としたことから、それを見た資重は「烏は熊野権現の使いというから権現様のお告げではないか」と、那珂川の西側の山に城を築いた。それ以来、その城を烏山城ということになった。この話は昔から伝わる伝説で、そこから「烏山」という名がでてきたといわれている(烏山に伝わる民話「烏山の民話」からの要約)。 冬季は、近隣の真岡市などと共に関東平野の平野部の都市では最も冷え込みが厳しく、暖冬だった2010年1月の最低平均気温でさえ、零下6.1度と盛岡や札幌並みの気温となっている。また、零下10度以下まで下がることも珍しくなく、日較差が非常に大きい顕著な内陸性気候となっている。 南那須地区(旧烏山町、旧南那須町、旧小川町、旧馬頭町の4町)では、古来から経済的・地域的なつながりが深いことから、平成の大合併にあわせて地区合併協議会を設置した。一度は合併で合意し、公募により「那須南市」の新市名も決定された。しかしながら、市役所庁舎の建設計画などで対立が顕在化し、2004年(平成16年)10月30日に4町合併協議会は解散、広域合併構想は頓挫した。旧小川町と旧馬頭町は那珂川町となり、旧烏山町と旧南那須町が合併し那須烏山市が発足した。 歴史的にみて、栃木県東部の経済的な拠点であった。近年は交通網の整備が進み宇都宮市やさくら市などに進出している郊外型店舗、市内の事業活動低迷により斜陽の傾向にある。那珂川中流域の要衝としての観光資源に重きをなしている。第1次産業が盛んである。