十日町市の皆様、介護福祉士講座の5つの特長です
十日町はこんな町です
十日町市(とおかまちし)は、新潟県の南部にある市。周囲は山に囲まれ、冬には2mから3mの積雪がある日本有数の「特別豪雪地帯」。市域内に流れる信濃川と渋海川水系沿いに水田が広がり米作が盛んである。 十日町市街は織物や着物の日本有数の産地。また市の西部には宿場町だった松代(まつだい)や温泉地として有名な松之山がある。また笹山遺跡から発掘された火焔土器は縄文時代の遺物として初めて、また新潟県としてもはじめての国宝に指定された。 信濃川の宮中ダムは過去70年間、首都圏の鉄道の動力源であったが、そのために本来の信濃川の水量が激減し枯渇寸前となり「河原砂漠」とまで呼ばれるようになった。2008年JR東日本による河川法違反(不正取水)が発覚し、同社は国により水利権を剥奪され、70年ぶりに奔流を回復した。 雪に囲まれる冬の副業として、麻やカラムシ(苧麻)などの繊維をよって織物を作ることが盛んだった。江戸時代に糸を強く撚って模様を作り出す改良が加えられ、越後縮(えちごちぢみ)として各地に出荷されるようになった。 江戸時代末期には絹織物も行われるようになり、十日町絣(とおかまちかすり)の産地となった。また明治時代に京都の西陣から伝わった製法によって、明石ちぢみと呼ばれる薄手の生地が作られるようになり、夏用の高級着物に重宝されたこともあって十日町は日本有数の高級織物産地に飛躍した。 第二次世界大戦後は染色も行うようになり、布の完成までの一貫生産が可能になったことで京都に並ぶ織物産地になった。高度成長期には訪問着などの生産で繁栄したが、着物の伸び悩みによって工場閉鎖が相次ぐなど織物産業も影響を受けている。着物の振興や新商品の開発などで業界は打開を図っている。 いわゆる魚沼コシヒカリの産地。川沿いに大きな水田が広がるほか、特に棚田での米作では清浄な雪解け水を使った良質のコメがとれるが、市内は中山間地の集落が多く棚田や集落自体の維持が課題になっている。 新潟県内有数のソフトハウス集積地で、人口当りの技術者数は県内トップである。十日町市はソフトウェア産業では県内第3位の集積基地で、地域と首都圏のニアショア(near shore)開発(言葉・文化の近い近隣の国でのソフトウェア開発)の拠点地域になっている。