菊川市の皆様、介護福祉士講座の5つの特長です
菊川はこんな町です
菊川市(きくがわし)は、静岡県の西部にある市。 気候は総じて温暖で、深蒸し茶の里として知られる茶産地である。茶業のほか、茶鋏や茶摘機、自動車関連部品、精密工作機械などを生産する企業が立地する工業都市でもある。 2005年(平成17年)1月17日、小笠郡の菊川町と小笠町が合併し誕生した。 スローガンは「みどり 次世代?人と緑・産業が未来を育むまち?」 菊川市域にはここを本拠地にする有力な大名が現れなかったこともあり、小村がひしめき合い、長らく城下町などの市街地の形成はされなかったようである。 駅前を中心とした市街地が形成され始めるのは、明治維新後に人々の往来が村の境を越えて自由になり、旧国鉄東海道本線が開通して菊川駅(当時は堀之内駅)が開業されてからである。その後、堀之内軌道が市域を縦断し、現在の県道37号線沿いが市街地化され始めた。現在の県道37号線は堀之内軌道が廃止された線路の跡地を利用しており、そこを現在では路線バスが運行している。 静岡県の西部地方(遠州東部=東遠)に位置し、市の中心を菊川が流れている。洪積世時代にはこの周辺は牧之原と小笠山に挟まれた海であり、徐々に隆起し菊川平野が形成された。北側は火剣山に代表される山地になっており、東側は牧之原台地の一部を占める。西側には小笠山に連なる山地が張り出しており、市の中心部から南側に向けてかつて城東平野と呼ばれた菊川平野が広がっている。この地域は江戸時代にはほぼ開墾されていたが、慢性的な水不足に悩まされ、現在は大井川から取水した水が菊川市の水源になっている。旧小笠地域は静岡県内でも最も晴天率が高いという調査結果があるように、古来旱魃に見舞われてきた歴史がある。現在では田畑の都市化により、増水時の河川の流量が増え、水害の危険性は依然として高いといわれている。 市内には「町部」(ちょうぶ)地区とよばれる地域が存在する。菊川駅を中心とする「町部連合自治会」に加盟する自治会の区域であるが、これと対比して「村部」(そんぶ)地区と呼ばれる地域も存在したため、差別的であるとの批判も一部寄せられていた。 町部・村部の区分けは菊川市発足前の旧菊川町のさらに前、旧堀之内町の時代から存在するもので、堀之内町ができる前の旧堀之内村の区域は駅前であり発展していたことから町部、そして旧西方村(にしかた-)の区域を村部として区別していたものである。よって町部・村部の区分けは旧堀之内町の区域(菊川市堀之内および西方)でのみ通用するものであり、これ以外の区域(菊川町発足前の旧加茂村、旧六郷村、旧内田村、旧横地村、旧河城村や菊川市発足前の旧小笠町域)が村部というわけではない。 現在では誤解を避けるため町部地区、西方地区という呼び方に変更されている。