門真市の皆様、介護福祉士講座の5つの特長です
門真はこんな町です
門真市(かどまし)は、大阪府北河内地域に位置する市。 大阪市のベッドタウンを形成する衛星都市の一つである。 市域は約5~6km四方の正方形状で、東西に京阪電気鉄道京阪本線と国道163号、南北に大阪府道2号大阪中央環状線と大阪モノレール線が走る。 パナソニック、パナソニック電工、タイガー魔法瓶の本社がある。農作物では蓮根が名産。 大阪府公安委員会の門真運転免許試験場が門真市一番町にある。京阪電車古川橋駅南方にあるので、俗に「古川橋試験場」とも呼ばれる。大阪府内では、古川橋か光明池試験場(和泉市)で運転免許試験が行われる。光明池試験場ができるまでは大阪府全域のドライバーにお馴染みの地だった。また現在でも北大阪在住のドライバーは門真で運転免許を取得するため、一度は訪れる場所である。 西山荘遺跡や大和田遺跡、三ツ島遺跡等から古くからこの地域一帯は発達していたという。 古事記・日本書紀によると、仁徳天皇が淀川の氾濫からこの地方を守るために、渡来人達に茨田堤(まんだのつつみ)を築かせた。その結果、豊かな農耕文化が広がった。 平安時代後期になると、河内に荘園が置かれ、大和田庄・馬伏庄・岸和田庄(現在、地名として残っている)などが寺社領として経営された。→【河内十七箇所】 鎌倉・室町時代の頃には集落としての環境が大分整い、現在に近い環境が形成された。 京や大坂に近い事や立地の重要性により8割が江戸幕府の天領となり、幕府から直接支配を受けた。豊かな水郷農村として発達し、江戸時代後期には菜種や木綿の栽培、レンコン栽培が活発化した。 「加賀蓮」「備中蓮」の導入によりレンコン栽培が最高期に達し、「河内レンコン」の名が全国に広まった。 明治38年の京阪電車の開通により、まちは変化し、工場誘致など産業都市としての発展にも力を入れるようになった。 昭和8年、松下電気器具製作所の誘致に成功し、それ以後企業城下町として発展した。 <松下電器が置かれた経緯> 淀川流域ではあるが、低湿地が多く、蓮根の栽培などが行われていた。大阪の北東に位置する関係で鬼門とされ、企業進出などがなかったが、松下電器産業株式会社(現・パナソニック)の創業者松下幸之助は「日本全体が北東に伸びており、日本全てが鬼門である」として、それにもかかわらず工場を建設し、大きく発展した。 企業城下町としての熟成にともない、昭和38年、市制を施行。当時は約6万人だった人口も現在(2010年)では約13万人にまで増えた。大阪市の衛星都市(ベッドタウン)としての側面が強いが、市北部の住宅密集地は再開発もできないほどの集中度であり、古川橋駅前を除けば災害時の対応は困難な市街地形成となっている。