箕面市の皆様、介護福祉士講座の5つの特長です
箕面はこんな町です
箕面市(みのおし)は、大阪府北摂(豊能)地域に位置する市。 南部には住宅地が広がっており、市の人口のほとんどはこの南部に集まっている。大阪都市圏のベッドタウン、高級住宅地として発展してきた。 西南部は旧来の市街地・住宅地が広がり、市の東南部は新興住宅地が広がる。現在、国際文化公園都市(彩都)の西部地区の開発が進められており、箕面市域側の開発はこれから本格化する。 西南部には箕面川が南西方向に流れ、それに並行して阪急電鉄箕面線が走っている。中南部を千里川が西方向に、東南部を勝尾寺川が東方向に流れる。 中部から北部にかけては山間地で、箕面滝、勝尾寺などの観光名所や箕面ダムなどがある。 北部には、止々呂美(とどろみ)に集落があるが、市の南部とは山に阻まれているため地域的に一体とはなっていなかった。2007年5月30日に、止々呂美と箕面新都心を結ぶ箕面グリーンロード(箕面有料道路)が完成し、市の南部や、大阪都心へのアクセスが便利になった。また、これと連動して、水と緑の健康都市(箕面森町)の建設が進められており、2007年10月1日にまちびらきが行われた。 市境は、池田市・豊中市・吹田市・茨木市・豊能郡豊能町・兵庫県川西市と接する。 1954年に大阪市立大学の川村俊蔵教授が、ニホンザルの餌付けに成功したことからはじまる。1955年5月1日に野猿の「箕面山自然動物園」が開設され、箕面の猿が有名になり、1956年12月28日には、都市部に最も近い野生のニホンザル群の生息地であるということで「箕面山ニホンザル生息地」が国指定の天然記念物として指定された。その後、天然記念物指定当時90頭程度であった頭数も650頭以上に増え、観光客の食べ物を奪い、市街地に出没して民家を荒らし、農作物被害が出るなどした。また、自然動物園で火災が発生したこともあり、1977年4月には箕面山自然動物園が閉鎖され、同年12月には箕面市の方針転換により自然へ還されることとなった。 現在は管理団体である箕面市教育委員会以外の者が餌付けを行うことは文化財保護法、動物愛護法、鳥獣保護法および市の条例(後述)により厳しく禁じられている。大阪大学の協力を得て、頭数規制のためサルを捕獲し、有害鳥獣としての駆除や動物実験での活用のほか、サルに避妊薬を投与するなどの野猿管理事業が展開されている。 100円玉を道端に落としたら、それを拾った箕面の猿(ニホンザル)が100円玉を自動販売機に投入してジュースを買った、という映像が地元のテレビ局で放送されたことがある。大阪万博で知られる北摂地域であり、ハイテクモンキーと言うイメージと一致した為、広く知られる事となった。 野生本来の生態系を復元することを目的とした「箕面市サル餌やり禁止条例」が制定されている[1]。 主に観光客による餌やりが頻繁に行われた結果、サルが過剰に「人慣れ」してしまい市街地などにも頻繁に出没することによって人間との「共生」が可能な状況を逸脱していると考えられたことや、自然界と比較して高カロリー・高栄養を摂取していることが原因の一つとなり出産回数が増加し個体数が過剰となっていた。このため、観光客に対しては餌やりをしないよう協力を求めていたものの一部では守られなかった状況があったほか、避妊が検討されたものの手間を要することから、禁止措置が検討された[2][3]。この条例では市の全域において、研究目的など一部の例外を除き野生の猿に餌をやることを禁止し、違反者に対しては勧告や禁止命令のほか1万円以下の過料を科すことができるというものである。なお、過料については当初3千円で検討されていたが、パブリックコメントの意見を反映した金額となった[3]。 条例は2010年4月1日から施行された。 阪急電鉄箕面駅から箕面温泉に向かう路地には、色づいたモミジの葉に甘い衣をつけて揚げた「もみじのてんぷら」という菓子がおみやげとして売られ、昔から親しまれている。試食用に店頭で揚げている店も多い。袋入り70gで300円、90gで400円。箱入りの大きなものもある。 使用される葉はイロハモミジではなく、食用に栽培された特殊なもみじの葉を1年以上塩漬けにして灰汁抜きをしたものである。ちなみに、おみやげには他に「モンちゃんせんべい」というニホンザルにあやかったせんべいもある。