川崎市の皆様、介護福祉士講座の5つの特長です
川崎はこんな町です
川崎市(かわさきし)は、神奈川県の北東端に位置する政令指定都市である。 政令指定都市19市の中で面積が最も小さい。人口は全国第8位(2009年3月現在)で、非都道府県庁所在地の市では最大。財政状況は良く、財政力指数は1.06(平成19年度)で政令指定都市では最も財政に余裕がある。 神奈川県の北東部に位置している。市の北端には多摩川が流れ東京都との境となっており、東部には東京湾が広がっている。江戸時代から栄えていた歴史ある街で武家も多く、古くからの閑静な住宅地が多いが、ここ数十年で東京との近さから一気に近代化し、若者の街と言われるようになり、特に川崎駅前周辺は昼夜を問わず人が多い。駅から離れた多摩川沿いの低地はのどかな田園風景が広がるが、東京湾岸に広がる埋立地は大規模な重工業地帯となっているなど、多様な面を見せる。 江戸時代初期の二ヶ領用水の整備で、多摩川流域での水田開発が拡大し、農業生産力が向上した。また江戸時代以降、大消費地江戸に近い立地を利用して果樹栽培が営まれ、宿河原の桃や王禅寺の柿が知られた。中でも梨は明治20年代に新品種として長十郎が発見され、その栽培は全国に普及していった。しかし、その発見地である臨海部での果樹栽培は大正以降の工業開発によって失われた。内陸部でも、戦後は都市化の進行により急速に農地が減少した。現在は市の施策などで伝統的な名産品の復興などに力が注がれている。 京浜工業地帯の中にあり、明治時代の産業革命以降は重工業が発展した。特に昭和前期に臨海部での大規模な埋め立てが行われ、製鉄所や化学工場、機械・電機工業などの建設が進んだ。日本鋼管(現JFEスチール)、富士通、日本電気、東芝などの大規模工場と、それに関連する中小工場が多数建設され、現在に至っている。 近年では、先端技術の研究所なども多く立地する。かわさきマイコンシティ、かながわサイエンスパークの建設などもこれを促進している。一方臨海部の工業地帯では重化学工業不振からの再生が企画される一方、産業遺産としての保護も進められている。また、市では羽田空港の神奈川口整備を見越して、臨空型の工業整備を意図している。 川崎駅東口には地下街「アゼリア」、西口には「ラゾーナ川崎」が立地し、川崎駅周辺商業地の中核となっている。その他、特殊な例として近世からの歴史を持つ関東No.2の風俗街である堀之内と南町がある。また、溝の口駅には「丸井」、新百合ヶ丘駅には、「サティビブレ」、「エルミロード」、「オーパ」などの商業施設が建設されている。住宅地が多いため、中小規模の商店街やスーパーマーケットなどは市内全域で見られる。 近年は芸術関係での産業振興に力を入れており、川崎駅周辺でのチネチッタプロジェクトやミューザ川崎の建設、麻生区新百合ヶ丘への日本映画学校、昭和音楽大学の誘致やKAWASAKIしんゆり映画祭の開催などが進められている。なかでも2004年ミューザ川崎オープン後「音楽のまち・かわさき」を推進している。