福山市（ふくやまし）は、広島県東端に位置する都市。中核市。人口は約47万人で広島県内では広島市に次ぎ2位で当市を中心とする隣接の岡山県井笠地方を含む備後都市圏の中心都市である。 福山市は、瀬戸内海の中央部で広島県南東端に位置している。福山市役所から各市市役所までの国道や高速道路を利用した道程は、大阪府大阪市まで230km、山口県下関市まで302km、広島県広島市まで107km、岡山県岡山市まで61km、愛媛県松山市まで116km、香川県高松市まで114km、島根県松江市まで217km、兵庫県赤穂市まで103kmとなっていて所属県である広島県の県庁所在地広島市よりも近畿圏である 赤穂市の方が近い。（国道キロポスト・MapFan webによる数値より）。市域は全域が旧備後国に属し、三原市北部の大和町を源とする芦田川の河口に広がる福山平野に市の中心地がある。市の南端は瀬戸内海に面し、北部山岳地帯は概ね標高400～500メートルの吉備高原西南端部にある通称「神石高原」南端から形成される。ここは倉敷市へ注ぐ高梁川支流小田川流域である。そして市街地は概ね、旧福山市街・東部（蔵王・春日）地区・松永（旧松永市）地区・北部（神辺・駅家・加茂）地区に大別されるが各地域とのアクセスも決して良好とは言えず、市民性も地域により若干異なる傾向がある。福山都市圏は岡山県の南西部の笠岡市や井原市にも及び、県境を越えた連携が政経民間で様々見られる。福山市を中心とする都市群は備後都市圏とも呼ばれる。