仙北市の皆様、介護福祉士講座の5つの特長です
仙北はこんな町です
仙北市(せんぼくし)は秋田県の市である。2005年(平成17年)9月20日に仙北郡の角館町、田沢湖町、西木村が合併して誕生した。 仙北市内には日本で最も深い湖・田沢湖がある。農林業と観光業が盛んで、小規模な縄文遺跡が点在し、北部に位置する玉川温泉の北投石は国指定の特別天然記念物である。角館地区は侍屋敷などがあり、「みちのくの小京都」と呼ばれる歴史の町としても有名であり、年間約200万人が訪れる東北有数の観光地である。西木町(にしきちょう)地区は、大きい西明寺栗や八津地区のカタクリの群生があり、自然と歴史の町となっている。 盆地特有の気候を持ち、明確な四季を持っているのが特徴的で秋田県内では最も一日の寒暖の差が大きいほか冬季の降雪量もかなり多い。特に降雪に関しては国内有数の豪雪地帯に数えられ、特別豪雪地帯に指定されており、場合によっては平野部でも積雪は多い所で1mを超える事もある。 合併協議会設置の際、中仙町(現:大仙市中仙地区)にも協議会への参加を打診したものの、最終的には今の旧3町村で開いた。 合併協議は、当初から旧田沢湖町と旧角館町が合併後の主導権を争う構図となり両町が対立。市の名称は両町の名前を併記する折衷案が提案されたが、「田沢湖角館市」「角館田沢湖市」という、どちらが冠を持つかで両町が対立し決定に至らなかった。 その後、協議会は名称の選定に住民アンケートを提案。その結果、最終段階で「みちのく」・「角館」・「田沢湖」・「北の都」が候補となったが、「角館」「田沢湖」では両町の対立が解消できず、「みちのく」は周辺の東北各県(特に太平洋側)の自治体の反対(「みちのく」は陸奥国のことであり、旧出羽国にあたるこの地区は入っていない)によって、協議会議長が採決に持ち込めない事態に陥った。再度協議会の協議による名称決定により、3次選考で一旦は候補から外されていた「仙北市」へと落ち着いた。 しかしその後、旧田沢湖町と旧角館町の対立は深刻化し、旧角館町町長が協議会脱退を宣言、旧田沢湖町と旧西木村が「西木田沢湖合併協議会」を立ち上げる事態になった。「西木田沢湖合併協議会」では町の名称を「田沢湖町」、役場の位置を旧西木村役場とすることで合意していた。 旧角館町では、合併協議途中で「合併推進」から「単独立町やむを得ず」に方針を変更した町長が辞職、出直し選挙を実施した結果、「あくまでも合併推進」をかかげた石黒直次(初代市長)が当選。旧田沢湖町と旧西木村は、再度旧角館町を受け入れ「西木田沢湖角館合併協議会」は再開した(合併までの間「西木田沢湖角館合併協議会」「西木田沢湖合併協」が並存した)。 なお、名称が決定した当初、秋田県内には仙北郡仙北町が存在したが、既に大仙市への合併によって、仙北町の名称が消える事が決定していた事もあり、反発や県民からの疑問の声はそれほど多くは上がらなかった。