大田市の皆様、介護福祉士講座の5つの特長です
大田はこんな町です
大田市(おおだし)は、島根県にある市。日本海に面している。浜田市、益田市と共に石見三田(いわみさんだ)といわれ、石東地域(石見東部地域)の中心となっている。2007年に「石見銀山遺跡とその文化的景観」が世界遺産に登録された。 『日本書紀』によれば素戔嗚尊(スサノオ)は息子の五十猛命(イタケル)、娘の大屋津姫命(オオヤツヒメ)、抓津姫命(ツマツヒメ)とともに新羅から出雲へと渡るが、その上陸地点は大田市仁摩町から五十猛町にかけての海岸であったのではないかとする説がある。現在でも「韓島」(仁摩町)や「韓郷山」(五十猛町)といった地名が残っており、五十猛町や大屋町の地名は五十猛命や大屋津姫命に因むものである。また、静間町には国造りにおいて大国主命(オオクニヌシ)と少彦名命(スクナビコナ)が国造りの際に仮住まいとしたという静之窟がある。 一方、市東部に位置する三瓶山は古くは「佐比売山」と呼ばれ、『出雲国風土記』の国引き神話において「火神岳」(大山)とともに島根半島を引き寄せて?ぎ止めた杭であるという。 市域西部の大森は戦国時代から江戸時代にかけて日本最大の銀山とされた石見銀山の地である。1526年、大内氏の支援によって博多の神谷寿貞が開発に成功した。その後、大内氏やその後継である毛利氏と出雲の尼子氏の間で銀山争奪戦が繰り返された。江戸時代には幕府直轄領(天領)となり、石見銀山領が置かれた。江戸期にほぼ掘り尽し、1920年代には完全に閉山した。2007年に「石見銀山遺跡とその文化的景観」として世界遺産に登録された。