竹田市の皆様、介護福祉士講座の5つの特長です
竹田はこんな町です
竹田市(たけたし)は、大分県西部に位置する市である。奥豊後に位置する城下町で、滝廉太郎の「荒城の月」で知られる。市名の読みは「たけだ」ではなく「たけた」である。 2005年4月1日に竹田市と旧・直入郡荻町、久住町、直入町が合併(新設合併)し、新市制による竹田市となった。 合併前の旧・竹田市の人口は2004年10月1日時点で17,289人となっており、大分県で最少で九州の市としては福岡県山田市(現・嘉麻市)に次いで少なく、全国でも下位10位以内に人口が少なかった。また、九州地方の市としては人口密度が最も低く、西日本でも少数に該当する。 大分県西部に位置し、中心市街地は大分市から南西約55km、熊本市から東北東約73kmの場所に位置する、周辺はくじゅう連山・阿蘇山・祖母山・傾山などの1,000m級の山岳に囲まれた、竹田湧水群や久住高原を持つ自然豊かな市である。東に隣接する豊後大野市と共に豊肥地区(奥豊後)と呼ばれ、沿岸部の南部地方と区別される場合がある。 西は熊本県、南は祖母山・傾山を挟んで宮崎県の2県と隣接している。ただし、竹田市と宮崎県の間には、自動車の通れない歩行者用道路も含め、直接連絡する道路は一切ない。当市から宮崎県へは、南西に隣接する熊本県阿蘇郡高森町を経由する大規模主要地方道の主要地方道竹田五ヶ瀬線が、単一路線で結んでいる唯一の道路で、他に、南東に隣接する豊後大野市緒方町を通る主要地方道緒方高千穂線などを経由するルートがある。 気候は市内全域が太平洋側気候に属している。ただし、旧竹田市は典型的な内陸性気候であり、冬と夏の気温の差が大変激しい。一方、周辺部は冬季が寒冷で夏季は比較的冷涼な山地型気候である[1]。 年間平均気温は14.2℃[2]で、夏は夕立や雷雨が多く暑さが厳しい。 冬は気温が氷点下になることが多く、積雪も多い。特に祖母山麓の嫗岳(うばだけ)・宮砥(みやど)地区、阿蘇山麓の菅生(すごう)地区、旧久住町内の久住高原は冬季には50cm前後の積雪に見舞われ、気温が-10℃未満になることがしばしばであり、大分県内のみならず西日本屈指の寒冷地帯である。1968年(昭和43年)2月14日には、市街地でも40cm以上、山間部では100cm以上の積雪となり、交通が完全に麻痺。麻痺状態は23日まで続いた。 平均年間降水量が1,829.0 mm[2]と多雨であるのも特徴の一つである。このため、水害も多く発生している。1990年(平成2年)7月2日、梅雨前線の影響で玉来川・稲葉川が氾濫。死者4人、負傷者33人。被害額は約275億円となった。また、1982年(昭和57年)7月には、死者7人、負傷者13人、被害額約48億円の水害が発生した。1993年(平成5年)9月にも、台風19号の影響で旧竹田市南部を中心に水害が発生。死者4人、負傷者1人を出し、被害額は約75億円に上った。