瀬戸内市の皆様、介護福祉士講座の5つの特長です
瀬戸内はこんな町です
瀬戸内市(せとうちし)は、2004年11月1日に岡山県邑久郡邑久町、牛窓町、長船町の3町が合併・市制施行して誕生した市。市名は公募により決定された。なお、この合併により邑久郡は消滅した。 県の南東部に位置する。県庁所在地の岡山市に隣接しベッドタウンとなっている。 西部は岡山平野の一部を成し「千町平野」(せんちょうへいや)と呼ばれる。大半は標高100mから300mの山林である。 南部・東部は瀬戸内海に面し島嶼が点在する。特に旧牛窓町は「日本のエーゲ海」と称する多島美の景観を見せ、宿泊施設や別荘、海水浴場がある。海岸部は瀬戸内海国立公園の区域内に指定されている。 農業、漁業が主体である。農業では米、野菜(カボチャ・白菜・キャベツ等)、果実(ブドウ・モモ・スイカ等)が主要な作物である。旧牛窓町平山地区では、三蔵農林(ミツクラ)がマッシュルームを生産しており、日本一のシェアを誇っている。オリーブの生産も盛んで、牛窓オリーブ園は小豆島オリーブ園と並び日本随一のオリーブ生産量を誇る。また、漁業では旧牛窓町と旧邑久町でカキの養殖が盛んで、特に旧邑久町虫明地区はカキの産地として著名である。 工業は自治体主体の工業団地が点在している程度である。かつては錦海塩業が日本最大の塩田を持っていたが、近代化によって現在は工場で生産されている。広大な塩田跡地は、年に一度ヘリや飛行機のラジコン大会が開催されている。旧牛窓町にはエス・イー・シーやヤンマー造船所の本社もあったが、いずれも3町合併前に移転してしまった。 長船町の長船地区や福岡地区などは、古くから刀鍛冶が多く、刀剣が盛んに生産された。 中国山地で採集される砂鉄(赤目(あこめ))が日本刀を作るのに適していたことと、砂鉄から玉鋼(たまはがね)を作るためのタタラに必要な強い火力を生むクヌギ系の木が自生していたことなどから、この地で日本刀が多く生産されることとなった。 また、南北に流れる吉井川と、東西には山陽道があり、交通の便に恵まれていたこともあって長船の刀が多く流通することとなった。