取手市の皆様、介護福祉士講座の5つの特長です
取手はこんな町です
取手市(とりでし)は、茨城県南部に位置する市である。 地域の中央部を南北に水戸街道(国道6号)が通り、利根川の水運とあいまって、古くは宿場町だった。また、昭和40年代後半から昭和50年代にかけて東京都心のベッドタウンとして開発され人口が増加。それ以降、いわゆる「茨城都民」と呼ばれる住民が多くなった。 旧取手市域のみで人口8万を超えた1995年頃をピークとして以降、都心回帰現象の影響や、子供が成長して家を離れるケース(当初より核家族が目立った井野や戸頭では、団塊世代前後の夫婦のみが暮らし、子供は進学・就職・結婚等で取手を離れて他地域を生活拠点とするケース)も多く見受けられ、その後の人口は横ばいから減少傾向に推移している。 その一方で世帯数は増加しており、少数世帯化・高齢化が進み、市内の小・中学校の大幅な統合が検討・実施されている。国土交通省発表の平成20年都道府県地価調査によれば、商業地の下落率は東京圏のワースト10位のうち4ヶ所を当市が占め、対前年変動率は商業・住宅地共に当市がワースト3位と地価下落が進んでいる。 交通面では現在も、鉄道ではJR常磐線、関東鉄道常総線が、道路では国道6号と、そこから分岐する国道294号の事実上の始点があり、茨城県南地域の交通の要衝として機能している。また、2005年に北相馬郡藤代町との合併によって人口10万人を突破するとともに、茨城県の「まちづくり特例市」に認定され、土地利用や福祉関係等の県主要事務の権限移譲を受けており、現在取手駅周辺再開発・土地区画整理事業・宅地開発などが新たに行われている。市内では、現在UR(都市再生機構)による常総ニュータウン最後の宅地開発となる下高井特定土地区画整理事業(仮称:たかいの里)が進められており、2011年(平成23年)春から常総線新駅の開設にあわせて一部街開き、2015年(平成27年)度の事業終了までに約80ha・計画人口6100人となる宅地開発が進んでいる。 また、東京芸術大学取手キャンパスが市内にあることから、「アートのまち取手」としてまちづくりを展開しており、その一環として1999年より市民と取手市、東京芸術大学の三者が共同で、取手アートプロジェクト(TAP=Toride Art Project略)を行なっている。 小貝川サイクリングロード 利根川の合流地点から茨城県下館市までの約60キロメートルのコースで、小貝川の左岸・右岸を取りかえながら堤防上を走っていける。また利根川との合流地点からそのまま利根川沿いを走ることもできる。(取手駅方面等) 新四国相馬八十八カ所霊場 現在の取手市-我孫子市周辺に現存する250年の歴史の巡礼地(取手市観光ガイド) とりで利根川大花火 取手駅にほど近い利根川の河川敷で行われる。橋の開通を記念し、1930年(昭和5年)に始まった。打ち上げ数は約8000発。有料観覧席2000席(例年7月1日に販売)開催は例年8月中旬。取手駅東側の旧水戸街道一帯は車両通行止めとなり多くの出店で賑わう。また、花火大会には珍しく仮設ゴミ捨て場が多く設けられる。しかし、向かいの千葉側では出店も少なく本部やスピーカー・ゴミ捨て場は設置されない。 キリンビアパーク取手 小貝川フラワーカナル 小貝川土手沿い約3キロ程のエリアに、5月-6月と9月-10月頃にポピーやコスモスが一面に咲き、毎年花まつりが開催される。 八坂神社(取手市指定文化財)例大祭 関東三大御輿とされる大御輿の渡御や底抜け山車、神楽ばやしなど、例年8月1日-3日に行われ、取手駅東側の旧水戸街道一帯は車両通行止めとなり人で賑わう。神社は寛永3年(1626年)創建、神輿は文政9年(1812年)に造られた。 取手アートプロジェクト(TAP=Toride Art Project略) 旧取手宿本陣(茨城県指定文化財、取手市指定史跡) 水戸街道の本陣跡、寛政7年(1795年)に建てられた建物が現存し無料公開されている。徳川斉昭歌碑が建っている。 龍禅寺三仏堂(国の重要文化財) 延長2年(924年)創建とも、承平7年(937年)に平将門が建立とも言われる。現建物は室町時代後期の貴重な遺跡。 本多作左衛門重次(本多重次)の墓(茨城県指定史跡) 妻宛の「一筆啓上、火の用心、お仙泣かすな馬肥やせ」の簡潔な手紙で有名。晩年を現在の当市井野で過ごした。重次の菩提寺(本願寺:墓の東南約1km)に遺品等が収蔵されている。 長禅寺三世堂(茨城県指定文化財) 取手駅東側、急な階段を上り詰めた丘の上にある。承平元年(931年)平将門が創建と伝えられる名刹。 大日山古墳(茨城県指定文化財) 言い伝えではここは平将門の墳墓で、隣に将門の愛妾桔梗の住居があったとも言われている。