北九州市の皆様、介護福祉士講座の5つの特長です
北九州はこんな町です
北九州市(きたきゅうしゅうし)は、福岡県にある市の一つ。関門海峡に面し、九州島最北端に位置する。 1963年に5市による新設合併により誕生し、三大都市圏以外で初の政令指定都市となった。非都道府県庁所在地としては西日本最大の都市である。 九州の北東端に位置し、関門海峡を挟んで本州の下関市と向かい合う。市の北側は日本海(響灘)に面し、東側は瀬戸内海(周防灘)に面する。 市域には2つの半島(企救半島、若松半島)があり、海岸線の総延長は約210kmにも及ぶ。海岸線の8割は港湾等の人工海岸であるが、残り2割は自然海岸で、砂浜・干潟・リアス式海岸・岩礁等になっている。 市域の南側には山地が多く、山間部一帯は北九州国定公園に指定される。カルスト台地で有名な平尾台や、「100億ドルの夜景」で知られ新日本三大夜景に選定された皿倉山などがある。 福岡県にある市町村の中で最も面積が広いが、上記の通り山地が多いため、住宅や工場など生活地域は沿岸部に集中している。 1901年(明治34年)に操業を開始した八幡製鉄所を契機として、鉄鋼・化学・窯業・電機などの工場が集積する北九州工業地帯を形成してきた。 現在でも、工業は市の重要な産業であるが、従来の素材型のほか、自動車関連産業など新しい分野の企業進出も進んできている。また、かつて公害克服してきた技術を活かした、リサイクル業をはじめとする環境関連産業が集積する北九州エコタウンや、北九州学術研究都市を拠点として半導体関連企業の研究機関の集積も進んでいる。 その他、スペースワールドや門司港レトロ地区などを核とした観光都市に向けた取り組みを行っている(下の#観光スポット、及び北九州市ルネッサンス構想を参照)。 1963年の5市合併によって誕生した北九州市は、多極分散的な都市構造を持つ。周防灘側に比して、関門海峡・洞海湾沿岸地域における市街地の発達が顕著である。主な市街地は、合併前各市の中心市街地(小倉、黒崎、戸畑、門司港、若松)のほか、鹿児島本線および日豊本線の主要駅付近(門司、八幡、折尾、城野、下曽根など)に形成されている。北九州市は、小倉を都心、黒崎を副都心と位置付けて都市の再編成を行っている。また、沿岸部は白野江(門司区東岸)付近と脇田海水浴場(若松区北西岸)以西を除いてほとんどが埋立てられており、工業用地(北九州工業地帯)や港湾施設(北九州港)に供されている。旧海岸線や紫川流域を除いては全体として平地が少なく、従来より山地・丘陵地を切り開いて住宅地や商業地、道路等を造成する場合が多い。近年では、東田地区において遊休地となった工場跡地が再開発され、新市街地となっている。また、上葛原地区は農地を区画整理によって宅地化し、郊外型商業施設や物流施設が集積するエリアとなっている。 主な市街地の概要は以下の通りである。 北九州市の都心、小倉北区の中心拠点である。南北方向には平和通り(小倉駅南口から通りの上空を北九州モノレールが走る)を中心に東側には浅香通りと西側にはちゅうぎん通り・みかげ通りが通り、東西方向には勝山通り(旧電車通り)と小文字通りが通っており、これらの通りを中心に市街地が形成されている。商業施設・商店街の多くは平和通りより西側に立地しており、主なものとして魚町銀天街、京町銀天街、旦過市場、井筒屋、コレット、リバーウォーク北九州、チャチャタウンなどがある。主な歓楽街は、堺町・紺屋町である。 中心市街地としての「小倉」が示す領域の範囲は、厳密な定義はないものの、南限は国道3号、西限は大門、東限は砂津付近までを指す[12]。 碁盤目状の区割り、職人・職業の名称がついた町名など、城下町の名残があるが、小倉城周辺以外は商業地としての開発が進んだため、城下町としての景観はあまり残っていない。近年はリバーウォークや小倉駅ビルを始めとする大型建築物、タワーマンションなどの建築が進み、さらにリバーウォークの向かいには北九州市で最も高い (145.777m) タワーマンションが建築中である[13]。 北九州市の副都心、八幡西区の中心拠点である。JR黒崎駅を中心に放射状の街並が広がる。中心部は商店街やデパートなどがあり、西側は住宅地である。JR鹿児島本線より北側の洞海湾沿岸部は殆どが工業地帯となっている。黒崎駅前の商業施設コムシティ運営会社の倒産などの問題を抱えているが、黒崎バスセンター及びJR黒崎駅・筑豊電鉄黒崎駅前駅を中心に路線網が展開されている交通の便の良さから、周辺市町村から訪れる人も多い。国道3号をはじめ、中心部の道路は慢性的な渋滞に悩まされるが、2008年10月25日黒崎バイパスが部分供用し、国道3号の通過所要時間が短縮されている[14]。